【シャンプーの最適な選び方】
今ドラックストア、雑貨屋、美容室など様々なところにすごい種類のシャンプーが売っています。
しかし、知っているようで知らないシャンプーの選び方!
今回はそんな多くの方が迷うシャンプーの選び方をご紹介☆
【目次】
- 1. そもそもシャンプーの目的って何?
- 2. ホームケアで最優先するべきものはシャンプー!
- 3. 美容室のシャンプーと市販のシャンプーは違う?
- 4. ノンシリコンシャンプーっていい?
- 5. 美容室のシャンプーが良いのはわかるが少しお高くて…
- 6. 結局自分に合ったシャンプーはどうやって選ぶ?
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そもそもシャンプーの目的って何?
- 「シャンプーの目的は髪と頭皮、毛根を清潔に保つこと」です!
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ホームケアで最優先するべきものはシャンプー!?
- ヘアケア、頭皮ケアを見直す時に一番初めに見直すものはトリートメントや洗い流さないトリートメントなどではなく
「シャンプー」を見直しましょう!
なぜシャンプーなのか?
正解は「トリートメント類は塗ることでダメージをさせることはありませんがシャンプーは種類によってはきれいにするはずが逆にシャンプーをすることでダメージさせる可能性があるからです」 -
美容室のシャンプーと市販のシャンプーは違う?
- 「髪と頭皮を洗うという目的は同じです」しかし別ものと考えてよいでしょう。
ここからは私たちの見解になりますが
市販のシャンプーの一番のウリは「使用感の良さです」もちろん安く買えることでもありますが、市販のものはなんと「匂いがすごくよい」そして「泡立ちもよい」
最近ではノンシリコンシャンプーやアミノ酸シャンプーなどいろんな名前のものが増え、さらにどう選んでよいかわからない方も多いかと思います。
ではサロン専売品のシャンプーはといいますと。
匂いはシンプル、泡立ちはやや弱い?などデメリットが多いのでは?
サロンのシャンプーは「いかに髪と頭皮を優しく洗う」がコンセプトだからです。
泡立ちが良いのは洗う力が強く大切な油分や水分も取ってしまいます!
そうなると髪や頭皮を守ってくれるものがなくなりダメージが進行し、色持ち、パーマのかかりに左右します。 -
ノンシリコンシャンプーっていい?
- 美容室で販売しているシャンプーのほとんどがノンシリコンシャンプーですが、市販されているシャンプーは昔は全てと言ってよいくらいシリコンが入っておりました。(現在はノンシリコンシャンプーが主流になってきておりますが…)
では、なぜノンシリコンがよいとされ始めたのか?
シリコンの用途は髪のキューティクルを保護し、指通りを滑らかにする役割があります。
「じゃーシリコンが入っている方が良いのではないですか?」
確かに用途だけを考えると配合されている方がよく感じますが、実は美容師にとってはシャンプーには入れない方が良いのです。
①カラーリングやパーマがムラがなくなり、キレイに仕上がる。
シリコンの種類によっても違いますが、市販のシャンプーは基本的にしっかり守り過ぎるシリコンが多く配合されており、トリートメントも同様に吸着性が高いものを使用しています。(理由は手触りや質感を重視して重くしっとり仕上がるので万人受けしやすい)
美容室でのシャンプーはノンシリコン、トリートメントはシリコンが入っていますが、基本的に技術の邪魔をせずシャンプーで取れる吸着性の弱いシリコンを使用しているものがほとんどです。
守られ過ぎることでパーマ剤やカラー剤の浸透を妨げてムラの原因となってしまいます。
②髪に軽さが生まれる
シリコンはコーティングに優れている分、髪に重さがプラスされ髪の細い方はボリューム感がなくなります。
③頭皮を健康に保つことができる
シリコン配合のシャンプーを使った時に、しっかりすすぐことができていないと、頭皮にシリコンの成分が残ってしまいフケやかゆみなどのトラブルを招く可能性があります。ノンシリコンシャンプーだと成分が残ることもないので安心して使用できます。
ただしノンシリコンシャンプーにもデメリットがあります。
①髪がきしむ、手触りが悪くなる
ノンシリコンシャンプーを使い始めると、今までのシリコンでコーティングされていたかみがすっぴんの状態になり、髪がきしんだり手触りが悪くなると言った現象が起こることがございます。
(※お顔で言うと、荒れている肌にしっかりメイクをしてキレイにした後にメイクを落とさずにメイク直しを続けている状態のようなものです。想像できますでしょうか?一見メイクでキレイになっていますが、初めてメイクを外した時にはもっと荒れているでしょう!)
※あくまでもシャンプーの質や髪の状態にもよります。
②頻繁なカラーリングやパーマで傷んだ髪は、ダメージが進行することも…
シリコンでコーティングがないと、シャンプーをしている時に髪同士の摩擦でキューティクルが剥がれてしまって、髪のダメージにつながってしまう場合があります。
シャンプーを選ぶ時には栄養分の高いノンシリコンシャンプーにしましょう!栄養分はシリコンではなくサプリのようなものです。お肌は表面からだけでは良くなりませんよね。食べ物やサプリメントなどでバランスよく摂ることで改善しやすくなるのと同じで、髪も中身の栄養分を入れてあげることが必要です。シャンプーでシリコンを取り除きながら同時に栄養分を入れる、そしてトリートメントで薄くシリコンコーティングをして持続させる。次の日にはまたシリコンをキレイにとってあげて、また栄養分を補給…の繰り返しでキレイが維持されます。
③ドライヤーやヘアアイロンの熱に弱い
素髪はドライヤーやヘアアイロンの熱にも弱くダメージを受けやすくなっています。
これらのデメリットをカバーする為に、シャンプーで素髪(すっぴん)に戻し、トリートメントで守る、洗い流さないトリートメントでさらに質感を調整してからスタイリングをするのがおすすめ! -
美容室のシャンプーが良いのはわかるが少しお高くて
- 確かに1本あたりの金額は市販のシャンプーに比べると3倍ほどの差があります。
なぜそんなに金額が違うのでしょうか?
それはお分かりの方もいますでしょうが、一言で言うなら「成分」です。
野菜で例えると、農薬を使い大量生産した野菜と、無農薬で大量生産ができず生産にも予算がかかってしまうが体にも良く、栄養素が豊富な為甘く美味しいものが出来上がります。
シャンプーやトリートメントももちろん同じです。
今以上に髪を綺麗に、頭皮を綺麗にするためには最低限の、ご自身の髪にあったものを使用するしかありません。
そして市販品とサロン専売品の大きな違いは、「洗浄成分」です。
高いものは、髪や頭皮に負担をかけず、髪に必要な水分や油分を残しながら汚れを落とします。
逆に市販品は、「泡立ちよく、香りも良く、しっかり洗浄する」ことが目的です。
しかし、洗いすぎるとなぜ良くないのか?と言いますと。サロンで染めたヘアカラーの退色が早くなります。(中の色まで洗い流してしまいます。)
洗いすぎることで、お肌や髪の保護機能が落ちてしまい、感想したり、荒れたり、様々なことを起こしてしまします。
特に注意して選んでもらうようにしましょう!
料金についてですが、サロンのものでも意外と高くないことがわかることがあります。
当店では700mlサイズのシャンプーがございますが、ちなみに700mlあると何ヶ月ほど持つのか?
私の経験では男性のショートくらいの長さですと、1プッシュ!約4ヶ月ほどでなくなります。
ロングで2プッシュでも2ヶ月!単純に計算しますと1日60円ほどになります。4ヶ月もつと半分の30円ほどで毎日のケアができます。 -
結局自分に合ったシャンプーはどうやって選ぶ?
- では、結局自分に合ったシャンプーはどうやって選べば良いのか?
答えは
「担当してもらっている美容師さんに選んでもらうことが必須!」です。
なぜか?
「もちろんお客様の髪を一番客観的に見ているからです!」
髪の太さ、クセ、希望の髪質、ライフスタイル、など様々な事を考えて選ばせていただくのが美容師しかできない事です。
外に出ることが多い方は、特に紫外線の影響を大きく受けてしまいます。そんな方には紫外線から守る成分や、色落ちしにくいようにしてくれるものなど。
ただ高いものを使えば良いと言うわけではないのがヘアケアです。
2020年08月03日 09:00